私の頭の中



京都近代美術館

村松篁 展に行った時のこと


私は、入って、ただ ふーん。。。。。

綺麗な〜とか

しか感じられず、そばにいた長男に

なぁ、何を観てるの? と聞いてみた

そしたら、色彩もタッチも素晴らしいけど、

構成も素晴らしい。

で、キラキラしてるだろ?!

すごく細かいところまで描いてる。

雑でない。

私は、えっ。。。。

何を私はみているんだろ?

何もみていない事がわかった。


この人は構成を考えて描いている

例えば、ここに鳥がきて、そして右の方は空白

右下に花があって、右上に鳥

ハスの花が上の方にあって下は空白

空間の取り方がうまい。

そうかぁ。。。。

そして、私も無意識の中で、カメラの撮り方の

構図を考えて撮っていた。

ただ、みたものを、描くんじゃぁないんだ。

ただ、みたものを、撮るんじゃぁないんだ。

自分のものにするんだなぁ。


でも、私の頭の中は、ほんとうに考えていない

ただみたものを見る。

長男の頭の中は、違うんだんぁ〜。

このDNAは、主人だな。


ちなみに、次男にも聞いてみた

凄いな〜とか。

もし、くれるんだったら、どれがゲストハウスに、

似合うかな。。。とか


ゲストハウスに、何か壁の技法が使えないか?

はははは。。。。ほんとにいましか生きてない。

こちらは、私のDNA だな。

こう書くと、怒られそうだ。

一緒にするなってね。

私よりは、ちゃんと観れてたようです。

訂正いたします。


次男は言った。

綺麗だった。。。。

じゃぁ何が綺麗だった?

どういうところが、綺麗と感じたのか?

と、そこまで考えなければいけないらしい。


うーん。
私には答えられない。
そんな奥深くまで、みていない。

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