主人の 亡き父の会社
某内装資材のメーカーの代理店でした。
で、後を継ぐために22歳の時に
徳島離れ修行3年という契約で
某メーカーに就職しました。
主人にとって初めての事だらけ
家を離れいろんな経験を積んだことは宝物
なので、我が子にも可愛い子には旅をさせろ

まぁ。その話は置いといて。
継ぐはずの会社が倒産
で、主人メーカーに再就職か?
吸収か?
その時はプライドが高すぎて
二つとも選択しなかった。
で、今の自営となったわけだが、
間違いはなかったと思ってると
思っていたのだか、
子供に弱音を吐いてしまった。
あの時メーカーに再就職してたらよかったと。
一瞬眼を疑った。

それにはどんな深い意味があるのだろうと思ってた。

昨日、その時の同期の仲間達が徳島で集まった。
1人は嫁の実家を継ぐから退職
1人は工場長
1人は営業本部長

その1人の営業本部長とは部屋も同じで
研修中に大阪のディスコに行って羽目を外して良く遊んだらしい。
その人はずっと卓球選手で、卓球で選ばれた
だから、仕事しなくて卓球ばかりしてたらいい。
だけど、歳いってできなくなったらあいつは窓際族だ
と、バカにしていた。
その人が今や営業本部長
みんながピリピリするくらいのお偉いさんになってるらしいと
噂を聞いて、彼奴がなーとよく言っていた。
その仲間達と昨夜会って
迎えに行くと
その本部長が、こいつわしのために泣いてくれたと
嬉しそうに私に言う。

後でどう言うことか聞いてみると

偉くなぎすぎて、本音で話てバカ言う仲間が居なくなった。
寂しい。と

主人は、楽して片手うちわで過ごしているとばかり思っていたらしく、
歳とって楽したいのかもしれないが、
どんな立場になろうとも
みんな頑張って暮らしていることを知ったらしい。
ずっと昔から単身赴任で、家族のために働いて
不規則な暮らしのため体重は増え
肝臓悪くして入院手術したらしい。

隣の芝生は青い

と思っているけれど
みんな言わないだけで、頑張って生きていること知った主人。
これで、今の人生を幸せと思えたのだろうか。