今日仕事の帰り河川敷でソフトボールの練習試合を、女子チームと男子チームでしていた風景を見て
あー長男もやっていたなぁと思い出した。
小学校の頃から少しポッチャリ体型
高校に進んで、ソフト部に入部
その時にこしらえたユニホームは結構大きかった。
朝から夜遅くまで帰ってこない。
それもお昼の弁当のみ。
気がついたらめちゃ痩せていた。
三年生の総体で初めて長男のソフトボールの試合を見に行った。
びっくりしたのが、ユニホームがぶかぶかだった。
そらそうだ。
かなり痩せたから、
その姿を見たときに涙が出た。
そして、ファーストを守ってる姿もかっこよかった。
あー。私は、この子の何を見ていたのだろうか?
何一つ、私に言わなかった。
あんなブカブカのユニホームだったら走りにくいし動きにくいだろうに
買ってほしいの一言も言わなかった。
それが、最初で最後の試合だった。
優勝候補だったから、次の試合もあると思っていたから、
その思いが、あまかった。
全てを賭けたソフトボールが終わった。
一度も持って帰ってこなかったユニホーム
どこに行ったのだろうか?

兎に角長男は、甘えることを知らない。
我慢して言わなかったのだろうか?
それとも、疎いのだろうか?
やはり、不憫で仕方ない。
いろんなことに敏感に察知して思いやりのある人に育ってくれた。
そんな長男の今日は誕生日だった。

お誕生日おめでとう。