普通でない



次男がよくいうんです。

我が家は普通で無かったんだと、

いろんな御宅に行って、わかったらしいんですけど。

確かに、スレート倉庫が家なんて。。。

普通じゃないんですけどね。

そんなことではないらしい。

衣食住と、ちゃんと、こだわって生活していたんだど。

何でもいい。。。なんてあり得なかったんだど。

この家のものが当たり前で生活してたけど

当たり前でなかったんだと。

次男に言われて、確かになぁ〜って

職業柄、いいものを見てきたからかな。

子供達には、視野を広く見る目を持ってもらいたかった

毎日座っていたテーブル椅子一つにしても、

外に出て始めて、イタリア家具だったことを知った。

主人の若かりしきていた古着を持って行って、

始めて、ギャルソンって知ったこと。

使わなくなったものを持って帰るたびに、

周りにいいもの持ってるねって言われて、

いいものなんだとわかる。

つくづく、父母はいいものを知っているんだとわかる。

そうやって目の肥やしになって行き、

いいものを知ると、物を多く持たなくなるらしいよ

という。

持つ持たないは別として、いいものを知ってることは、

決して悪いことではない。

質のいいものを、長く使う。

いいものはずっと飽きがこない。

あー。やってきたことは、子供の頃にはわからなかった事が、

家を出て、成人になり、わかるのことがあるんですね。

で、いつも言ってくれる。

この家に、お父さんとお母さんの子供でよかったと。

一番の褒め言葉。

親を見て子は育つといいますが、そのとうりだと思います。

親はお手本なんですね。いつまでも、凛とした姿でいたいものです。