若くして癌を患って、天国に行ってしまった父

小さい頃は怖い存在だったけど。

二十歳過ぎからは、大好きになった。

父そのものが近くで存在してたし、

生き様もあっぱれだった。

新しいことに敏感で、アメ車に乗った

石原裕次郎みたいな、ボスであった。

結婚してからは色々とお世話になったし、

心配をかけてしまった。

最後は、毎日夜の付き添いに一ヶ月通った。

最後に交わした言葉。

私の濱家の後始末をしてもらったことを

言い出した。

大丈夫なんか?と

お父さんが全部してくれて、終わったでぇ。。。

そうか。。。

ありがとう。。。お父さん。

それが父との最後の会話だった。

最後の最後まで心配をかけてしまった。

あー忙しいって言って父の存在を忘れていました。

ごめんなさい。

今ここに住まわせてもらってるのも

父のおかげなのに。。

父と母と私の思い出の場所なのに。

感謝を忘れてました。

ごめんなさい。

もう。。。17年も経つんですね。

父に守られてるってことを忘れてました。

ありがとう。

ありがとう。

仕事も順調に行ってるのも

ここに住まわせてもらったおかげですね。

改めて父の偉大さを感じます。

毎日眺めるこの場所が好きなのは

父の存在があるからなのかもしれない。

ありがとう。。。

ありがとうございます。

このステージに立って唄う父の姿が目に浮かぶ

歌が大好きでカラオケをしてた場所が今の私の宝物